ブロックチェーンは簡単!難しい説明なし/4技術で仕組みを構築!

ブロックチェーンの図解 ビットコイン

 

ブロックチェーンって、ご存知ですか?

世間一般に言われてる事は、

 

『分散型台帳』です。

 

「分散型?」

「台帳?」

「何?それ?意味分からない」

でしょう。

 

または、もっと一般的に言われてるのが、情報をブロック状にして、

 

「ブロック同士をチェーンで繋いだもの」

 

はい、意味分かりませーん。

 

私は、これを理解するのに何度も苦しみました!

疲れちゃいますよね〜

 

それでは・・・

これから、分かりやすく説明していくので、簡単に理解できるよう努めます。

 

ブロックチェーンの仕組みはスゴイ?

ブロックチェーンの図解

 

ブロックチェーンの仕組みを説明する前に、超簡単に何がすごいのか?

 

ブロックチェーンは

・『記録の大革命』

・『記録管理の大革命』

・『記録使用の大革命』

なんです。

 

それでは、本題に…はいります。

 

ブロックチェーンとは、急に新しい技術(プログラム)が出来た訳ではありません。

 

新品種が発見されたとか

突然変異種が生まれたとか

 

そうではなく・・・

 

分かりやすく、イメージしやすく簡単に説明すると

 

卵からヒヨコが生まれた

小麦粉、はちみつ、生クリーム、パン酵母を混ぜて焼いたらパンが出来た

 

生まれるべくして生まれた技術です。

ブロックチェーンの誕生自体は、難しく考える事なく簡単に考えてもらって大丈夫です。

 

 

ここから、ちょい難しい説明になります。

 

安心してください、出来るだけ簡単に説明しますから…

 

ブロックチェーンの技術は、4つの既に確立された技術を掛け合わせて出来た仕組みです

 

4つの技術とは・・・

 

暗号化技術

コンセンサスアルゴリズム

P2P(peer to peer)

分散型台帳技術

 

この4つが同時に機能する事がブロックチェーンの仕組みです。

 

これから、4つの既存の技術を理解さえすれば簡単に説明が出来ます。

 

暗号化技術

暗号化技術?何それ?と思われる人が多数いるでしょう!

私は使っていません!なんて人も…

 

いえいえ、インターネットを使っている

「この記事を読んでいるあなた」の身近にも実はあります。

 

例えば、eメールです。

スマホ、PCからeメールで情報(文章や写真など)を相手に送ります。

 

通信経路は

自分 サーバ 相手

という流れなんですが、

 

電波は空中を飛んでいますし、導線を伝わってサーバに到着します。

その際、通信経路の途中で誰かにメールの内容を盗み見されたくないですよね?

 

通信経路のどこかで誰かに情報を盗み取られない様に

暗号化技術を使って自分と相手しか見ることの出来ない通信がeメールです。

 

さらに馴染み深いのが「通信プロトコル」

 

通信プロトコルとドメインの説明

 

『https://・・・・・』

見たことありますね?これです。

 

特に注目して欲しいのが、

https://・・・・・の「s」の部分。

 

似たようなものに『http://・・・』がありますが、「s」がついていません。

 

通信の際、この「s」が付いている事によって

暗号化されてると考えてもらってOKです。

 

理屈的には、ディバイス(スマホ、PCなど)からWEBサイトにアクセスすると

アクセスしたところから情報(ウェブページ)が送られてきますね。

 

ディバイス サーバ ディバイス

 

その情報のやり取りの間に誰かに盗み見されてはダメな場合があるんです

 

例えば・・・

暗証番号パスワードなどの重要情報を盗まれたら大変だというのは理解出来ますね。

電波は空中、導線、サーバと色々な所を経由すると説明しました。

 

暗号化技術があることによって、

暗証番号やパスワードをwebサイトに入力してサーバに送っても

途中で情報を盗まれる事態を防いでくれてます。

 

銀行サイトや通販サイト(amazonなど)のセキュリティ上、通信プロトコルは「https://…」になっているはずです。
さらに、アプリや2段階認証を使い、セキュリティさらにアップしています。

 

ブロックチェーンも同じで、記録台帳の中を誰かに覗き見されても大丈夫なように、

暗号化技術が組み込まれいます。

 

コンセンサスアルゴリズム

コンセンサスアルゴリズムを詳しく説明すると時間がかかり、

訳分からなくなる人続出なので、

超超超…簡単に説明します。

 

一言でいうと、『合意形成』です。

 

どういうことか・・・

 

みんなで確認したからはOKですよー

A子、B男、C太郎で確認したからOKですよー

オレ(例えばボス)が確認したからOKですよー

 

確認して合意と言うルールがコンセンサスアルゴリズムです。

 

コンセンサスアルゴリズムが、何故ブロックチェーンに組み込まれているか?

イメージしやすく簡単に説明すると

 

正確に記録を保存するためにあるということです。

 

ブロックチェーンのプログラムの中にコンセンサスアルゴリズム「合意形成」があって、

それを経てブロックの中に記録されると知っていればOKです。

 

P2P(peer to peer)

P2Pを簡単に説明すると、

個々のディバイス(PCやスマホなど)が参加者同士で通信するという事です。

 

Winny(ウィニー)というソフトはご存知ないですか?

まさにこれなんですが、詳しくは割愛します。

 

ウィニーを簡単に説明すると「ファイル共有ソフト」です。

 

通常、インナーネット通信をする仕組みは、

ディバイス サーバ ディバイス

ディバイスからサーバにアクセスして、アクセスしたサーバからwebサイトの情報がディバイスに送られてくると言うのが一般的です。

 

それをP2Pを使えば、

ディバイス  ディバイス

という通信が出来るという事です。

しかも複数台でやり取り可能。

 

p2pの説明

 

P2Pをもっと簡単に説明すると…

サーバを経由しないで通信が出来きる技術です。

 

サーバを経由する通信だと、サーバに一気にアクセスが集まると通信速度が遅くなりますよね?

 

そして、悪意あるアクセスや故障、アクセス超集中などでサーバがダウンすれば、

そのサーバにあるWebサイトにはアクセス出来なくなります。

 

ブロックチェーンにP2P技術を使用すれば、

そんな事はよっぽどでないと起こり得ません。

 

参加者同士が個々につながり、同じデータ及び情報を共有し管理しているので、

 

どこか1箇所にアクセスが集中したり

データ保管場所が壊れてデータが全て消失してしまった

 

などの現象は、発生しないと言っても過言ではありません。

 

分散型台帳技術

分散型台帳技術を簡単に説明します。

 

ていうか・・・

ここまで読むのに疲れましたね。

読んで頂いて、ありがとうございます。

 

分散型台帳技術は、記録を分散し台帳に記録するという、読んで字の如くです。

 

もっと解りやすくいうと、

P2P技術を使い不特定多数の個々が同じデータを保管と共有、これが分散型台帳技術です。

 

分散型台帳技術により、1つの保管場所を書き換えても、

他の多数の保管場所の記録と合わなければ、改ざんしてもムダという事。

 

極めて記録の改ざんに強いという事が言えるでしょう。

 

 

ブロックチェーンは何がすごいのか?

ブロックチェーンの仕組みは、4つの技術が掛け合わさったものだと、

ご理解いただけたかと思います。

 

暗号化技術

コンセンサスアルゴリズム

P2P(peer to peer)

分散型台帳技術

 

ここで、忘れかけてたブロックチェーンの

 

『チェーン』

 

の部分、何故?チェーンなのか?

それでは、簡単に説明しましょう!

 

ブロックチェーンのチェーンについて

チェーン

 

ブロックチェーンのチェーンによって、

記録改ざんが不可能と言っても過言ではありません。

 

それは何故か?・・・

 

暗号化技術とコンセンサスアルゴリズムによって情報を正確にしかも暗号化して記録します。

 

情報1つでは、ブロックチェーンを使う意味がないので、

何個もあると思って下さい。

 

何個もある情報を1つにまとめてブロック状態にします。

 

例えば・・・

ダンボールの中にお皿、コップ、箸、茶碗・・・まぁある程度詰め込みます、

当然、確認済みです。

ここで、ダンボールをガムテープで閉じる。

ここまでが1つのブロック。

 

次のダンボールに、また何かを確認して詰め込みます。

これが2つ目のブロック。

 

ダンボール2つ出来ましたね、これらをチェーンで繋ぎます。

これがブロックチェーンのイメージと思って下さい。

 

時間が経てば次、次とブロックが形成され、ブロックチェーン状に情報が記録させていきます。

 

何故チェーン状にする必要があるか?

それには理由があり、

 

1つ1つのブロックが繋がっていて、ブロック同士と整合性を保つためのチェーン。

データを改ざんするような悪者が改ざん出来ない仕組みがここにあります。

 

どう言う事か?

 

1つブロックを改ざんすると、次のブロックと整合性が合わず、次のブロックと整合性を合わすために、次々と改ざんしなければなりません。

 

ブロックチェーンの改ざんの様子

1つのブロックを改ざんするためには、

長いチェーン状の記録を最後まで改ざん処理をしなければ改ざんされた事にはならないのです。

 

そこに、P2Pや分散型台帳技術がある事によって、

不特定多数が正確な記録を持っていることに伴い

1人のブロックチェーンデータを改ざんされても、

 

不特定多数のブロックチェーンとも整合性合わず、

苦労して改ざんしても、改ざんしたブロックチェーンは却下され、

正確なデータに書き換えられてしまいます。

 

改ざんするなら、不特定多数のブロックチェーンまでも改ざんする必要があるので、

このチェーンのおかげで、理論上改ざんは不可能とされています。

 

ブロックチェーンは何に使えるのか?

ブロックチェーンはあまりにも画期的な技術のため、

どういう使い方が良いのか分からないのが現状です。

 

膨大なデータを改ざんされずに記録を管理する事に適しているのは分かっています。

 

現在、もっとも適していると言われているのが、

『ビットコイン』などの仮想通貨と言われています。

 

ビットコインの詳しい説明は割愛しますが、簡単に説明しますと

 

ビットコインを誰から誰かに送金した情報をみんなで共有し合い正確な情報を記録する、

まさにお金の流れ、銀行口座のようなものになり得るという事で、

通貨の様なものとなり得かけてます。

 

本物の通貨になるには、まだまだハードルは高いですが、

いつの日かその日が来るやもしれません。

 

まとめ

ブロックチェーンは、『記録革命』であり、極めて改ざん不可能なものです。

 

もっともっと、ブロックチェーンの事が分かってくれば、

仮想通貨以外にブロックチェーン技術の使用は時間の問題です。

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